こんにちは、北川です。
奥手女子は人見知りなので、好き避けする方も多いです。
気になっている男性に対してほど距離を取ってしまう方は多いです。
本当は仲良くなりたいし、付き合いたいのに、自分に自信がないから避けてしまう。これを「好き避け」といいます。
男性としては、女性からそっけなくされる訳ですから「嫌われているのかな？」と不安になりますよね。
「好き避け」とは好きな人に対して、本当は仲良くなりたいのにそっけない態度を取ったり冷たくあしらってしまう「あまのじゃくな行動」の事です。
多くの女性は「好き避け行動」をとった後に、「なんでこんな事したんだろう、、」と自己嫌悪に陥る場合が多いです。
だから女性に避けられた時に「好意によるもの？嫌いだから？どっち？」と迷ってしまいますよね。
奥手女子は自信の無さから、好きな男性に対しても距離を取る人も多いです。
嫌われるのが怖いので、「好きでも嫌いでもない関係」を保ちたいと考えるわけです。
今回は、奥手女子が好き避けする心理について詳しく説明します。
そっけない態度をとる奥手女子は２タイプに分かれる
奥手女子は他の女の子に比べて「信頼関係の構築」をするのが難しいんですね。
その理由は「とにかく警戒心が強いから」です。
人間は昔から「知らないものには警戒心を抱く」という性質がありました。
知らない場所には、たくさんの危険が潜んでいます。だから恐怖を感じることで、その危険を回避するような行動をとってきたわけです。
ちなみに恐怖は偏桃体という部位が担っていて上手く機能しなくなると、全く恐怖を感じなくなります。
知らない魚、例えばふぐを初めて見た時に「丸々しておいしそう」と恐怖心を感じずに食べたらすぐに死んでしまいますよね？
このように、未知のものに対して人は恐怖を抱いたことで、生き延びてきたのです。
奥手女子も、「男性」のことが良く分からないので「どうやって話していいか？」と恐怖や警戒心を抱いているんですね。だからどうしても男性の前ではぎこちなくなるし無口になってしまします。
「もっとフランクに話したいのに」といつも自己嫌悪に陥るので自信が持てなくなるのです。
このような奥手女子ですが、大きく分けて２タイプに分かれます。
●不安症タイプ
自信がなく、人の目を気にするあまり「これでいいのかな？」と常に不安を感じるタイプです。
自分の発言に対して「今の私、テンパってキモくないかな？」「意味わかんないこと言ってないかな？」そんな不安を抱えながら話してしまうタイプです。
このように自分の言動に常に不安を感じるので相手に対して、心を開けなくなってしまうんですね。
このようなタイプには彼女の素を引き出した上で、リアクション高めに相槌を打つことが大事です。
また、彼女の素が出たポイント、例えば趣味の話などは、特にテンションを上げて聞いてあげると仲良くなりやすいです。
自分の好きな話、自分の素を認めてくれたと感じてくれるからです。
●投げやりタイプ
自分の発言なんて、だれも興味はないと何事も投げやりに考えてしまうタイプです。
例えば、自分の容姿に自信を持てない女性は「どうせ男は可愛い女の子にしか興味ないし私の話なんて聞いてもしょうがないと思ってるんでしょ」と考えています。
根源的に自分に価値は無いと思っているので投げやりになっています。
このようなタイプには「面白いよね」「○○な所すごいよね」とほめてあげることが効果的です。
「どうせ自分なんて」と投げやりになっているんですが内心は自分を見て欲しいし、認めて欲しいんですね？人間は誰しも、自分が大好きで、注目され大事にされたいと願うからです。
だから彼女をホメてあげると、「この男性であれば、信頼してもいいかな？」と思ってもらえます。
人見知りな奥手女子の性格の特徴
ここでは、シャイ、人見知りな奥手女子に見られる特徴について説明します。
ここで紹介する特徴はすべて「彼女の警戒心」から来るものだと考えた方がいいです。
奥手女子の特徴１：初対面が苦手で、素のを見せるのが苦手
基本的に人見知りなので、自分の本来の姿を見せてはっちゃけることができません。
人は自分を受け入れてくれる人の前でしか自分の素の姿を見せません。
だから初対面では、警戒して、緊張することであまたが真っ白になり、テンパって、ぎこちない返ししか出来なくなります。
このように、初対面の人と会話する度に自己嫌悪になる女性も多いです。
奥手女子の特徴２：異性が苦手
また異性が苦手なんですね。どのように打ち解けていいのかわからないので心の壁を作ってしまい、仲良くなれないというスパイラルに入ります。
人間は知らないものには恐怖を感じます。「男性」という、自分が良く知らないものに恐怖の感情を抱いているというわけです。
奥手女子の特徴３：自分に自信がないため、恋愛経験が少ない
男女ともに自分に自信が無いと、恋愛はしにくいです。
「自分を受け入れてもらっている」という感覚を得た経験が少ないために、異性に対して積極的になれないのです。
また「異性＝緊張する存在」という概念が頭にあるために、恋愛にどうしても消極的になります。人前でスピーチするのは、だれでも嫌ですよね？気が進まないですよね？あの感覚と同じです。
奥手女子の特徴４：ネガティブな性格で、自己嫌悪になりがち
根源的に自分に自信がないので、自己嫌悪に陥ることが多いです。
自分に対する自己評価が低く、他人も自分に対しての評価が低い。だから自分に話しかけられても嫌だろうと考えてしまいます。
実際に人と話すと、緊張して上手く話せず嫌な思いをするので、そのたびに自己嫌悪になります。
奥手女子の特徴５：みんなに受け入れられる性格でないと思っている
自分の事を、少し変わった人間だと思っていて決して人気者ではないので、皆に気に入られる人ではないと考えているために、積極的に会話をする事が出来ません。
奥手女子の特徴６：恥ずかしがり屋
また極度の恥ずかしがり屋なので少しの下ネタにも嫌悪感を出したり恋愛話を振られるとテンパったりします。
奥手女子の特徴７：感情を出すのが苦手
また自分の感情を素直に出すのが苦手です。だから楽しいと思っていても、デートでは無表情だったりします。
男性からすると「つまらないのかな？」と思うのですが女性としても、素直に喜びを表現できない自分の事をいつも反省したりしています。
奥手女子の特徴８：基本的にはマジメ
また基本的にはまじめで一途なので付き合ったら信頼を置けるパートナーとして大事な存在になる事が多いです。
好き避けしてしまう、奥手女性の心理メカニズム
まず「好き避け」とは好きな人に対して、本当は仲良くなりたいのにそっけない態度を取ったり冷たくあしらってしまう「あまのじゃくな行動」の事です。
多くの女性は「好き避け行動」をとった後に、「なんでこんな事したんだろう、、」と自己嫌悪に陥る場合が多いです。
このように、自分の本音と裏腹な行動を取ってしまうのはなぜなのでしょうか？
まず好き避けする女性の一番の根本的な精神的な特徴を説明します。
●好き避けする女性は、自分に自信がない
一番大事な事は、好き避け女性は自分に自信が無いために、「自分の心を守ろうとして」好き避け行動をとるという事です。分かりやすく説明します。
自分に自信が無い女性は、男性と話すときに「私と話しても面白くないだろうな」という根本的な恐怖があります。
なにより、仲良くない男性と二人きりになったときに流れる気まずい空気が大嫌いなのです。好きな男性と２人になった時にそんな状態になったらきついですよね？
「何か話さないと」と勇気を出して話題提供しても、いまいち盛り上がらずに気まずくなる。その気まずい沈黙の中、自分のオドオドした態度を思い出し恥ずかしくなります。
自信がない
↓
会話が盛り上がらずトラウマが増える
↓
もう傷つきたくない
↓
好きな人とはこんな思いしたくない
↓
距離をとって好き避けする
こんな一連の流れがあるわけです。
「自分と話しても面白くない」という自信の無さから、過去のトラウマを避けるために、特に好きな男性との距離を取ろうとしているわけです。
このような「仲良くなりたいのに、近づけない」というサイクルの根幹は、女性の自信の無さにあるという事です。
●好き避けは、「反動形成」の結果である
好き避けのように、自分の本音とは全く真逆の行動を取るような行動を「反動形成」と言います。
反動形成とは、自分の本心を隠したり心を守るために、本音とは真逆の行動を取ってしまう事です。
著名な精神科医「フロイト」が提案した概念の事です。
百科事典マイペディアによると（参照：https://kotobank.jp/word/%E5%8F%8D%E5%8B%95%E5%BD%A2%E6%88%90-118461）
心理学の概念。S.フロイトが発見した防衛機制の一つ。反対の傾向を強調することによってみずからが受容しがたい衝動を制御しようとする心的な態度ないし習性をいう。反動形成はフロイトが強迫神経症者について見いだしたもので，強い性的関心が性への蔑視を生み出したり，憎しみの感情が反対の甘やかしを生じさせる。反動形成に基づく言動は，当人は気づいていないとしても，周囲の者には，ぎこちなくわざとらしくうつるものである。
このように「相手に対する好意」や「好きな男性に振られ傷つきたくない」という気持ちから、男性を拒んでしまっているんですね。
自分の気持ちを素直に表現できなかったために、ストレスを抱えることも多いんですね。自己嫌悪になったり。
●好き避けする女性は、「今の関係」が終わることに恐怖を感じている。
好き避けする女性の多くは、好きな男性が出来たら話しかけずにジッと遠くから見たりします。この時の女性の気持ちは「幸せ」でいっぱいです。
好きな男性を見るたびに、脳から快楽物質が分泌されるのでウキウキ楽しい気分になるんです。もちろんもっと仲良くなれば楽しいはずです。
でも好きな男性と近づいたらどうでしょうか？自分の魅力の無さが相手男性に伝わったら嫌われるんじゃないか？
自分の好意が少しでも伝わったら、気味悪いと思われて避けられちゃうんじゃないか？だったら今の「距離のある状態」をキープしたいと考えるんです。
もし好きな男性と仲良くなってしまったら、「もしかしたら付き合えるかも？」という希望がなくなるかもしれないし、自分が傷つく可能性は大きい。
そんな状態になるくらいだったら、相手を避けた方がいいと考えているわけです。
好き避けする女性の心理状態は分かりましたか？
◆奥手女子が好き避けしているかどうか見分ける方法
狙っている奥手女子が、好き避けしているのか気になりますよね？
簡単な見分け方は「そっけないのに、いつも一緒にいるな」と感じたら、それは好き避けです。
女性は嫌いな男性とは距離を置こうとします。ですが、そっけないのにいつも同じグループに居て遠くから見ているような場合は好き避けです。
そんな女性がいる場合は、他の女友達に相談してみましょう。「あの子そっけないんだけど、嫌われてんのかな？」と。
共通の女友達であれば、彼女の好意も知っているので「そんなことないよ、もっと話してみたら？」と恋愛を後押しするような会話に発展します。
●奥手女子を「複数人の飲み会」に誘おう
奥手女子は信頼関係を築くのに時間が掛かるんですね？
だからいきなり二人でデートするのはハードルが高い可能性が高いです。
好き避けする女性であればなおさらで、嬉しい気持ちと裏腹にデートを断る可能性もあります。
「二人で会ったら緊張して変なことをいっちゃいそう」と不安になるわけです。
ですので信頼関係を築けていない段階では、複数人で会う事を提案すべきです。
●好き避けする奥手女子と一緒になったら？
大人数の飲み会に誘ってOKをもらえたとします。
この時大事なる点は２つです。
①奥手女子の素を引き出す
必ずやってほしいことは、奥手女子の素を引き出すことです。
そもそも女性は一緒にいてリラックス、ドキドキしない男性とはデートに行こうと思いません。
奥手女子は警戒心が強いので、仲良くないと緊張します。だからこそ奥手女子の素を引き出すようにします。
趣味やプライベートな話を聞きながら、彼女の素の反応が出てきたら大きめのリアクションをします。
すると彼女は「素の自分を受け入れてくれた」と感じて安心してくれます。
出来れば、その素の部分を面白がった方がいいです。するとあなたと一緒にいるとリラックスしてくれるようになります。
②２人で少し話し、盛り上がればデートに誘う
打ち解けた会話が出来たら、すこし二人だけで話してみましょう。
大人数で話すのと、二人で話すのでは緊張感が違います。デートに行くとなると二人きりなので、この緊張感を事前に解く必要があります。
だから２人で話して盛り上がる経験をしておく必要があります。
この段階をクリアできれば、デートに誘ってもOKをもらえる確率が高くなります。
奥手女子をアプローチする前に、知っておくべきこと
まず初めに、女性も男性も「なぜ恋愛をするのか？」「なぜ異性と付き合うのか？」について脳科学的な側面から説明していきます。
この部分を理解すれば、なぜ女性によってアプローチを細かく変化させる必要があるか？が理解できます。
●人はなぜ付き合うのか？
人はなぜ恋愛をして、異性と付き合うのでしょうか？答えは簡単で、恋愛をすると脳から「ドパミン、オキシトシン」が分泌されるからです。
人間が恋愛するのは、この２つの脳内物質が分泌されるからにすぎません。あまりに深く説明してもしょうがないのでざっくり説明します。
①ドパミンって？
ドパミンとは、脳内麻薬と言われるように快楽を感じるときに分泌される物質です。
タバコを吸う人は、どれだけ喫煙所が遠くても諦めずに足を運びます。これはタバコを吸うとドパミンが分泌されるので「気持ちいい」からです。
お酒を飲むのも、飲酒によりドパミンが分泌されるからです。また麻薬を使用するとドパミンが分泌されます。
実は人を好きになると「ドパミン」が分泌されます。
好きな女性とLINEすると、嬉しくなってついついラインを沢山してしまいますよね？
あれはLINEをする事で、ドパミンが分泌され気持ち良くなっているからのです。
このように、人は恋愛するとドパミンが分泌され気持ちよくなる。この気持ちよさを得るために人は恋愛をするのです。
しかしこのドパミンというのは短期的にしか分泌されません。つまり付き合うとすぐに、分泌量が減るんです。
そこで恋愛を続けるには「オキシトシン」が必要になります。
②オキシトシンって？
オキシトシンとは、幸せホルモンと呼ばれストレスを軽減させ、幸福感を与えるホルモンです。
相手から「受け入れられている」という深い充足感を得た感覚をもたらします。
カラダのふれあい、スキンシップすることで分泌されることが多いです。
オキシトシンは長期的に分泌されるので人は恋愛関係から、結婚などの長期的な関係を築くことが出来るのです。
まとめると、ドパミンは「刺激」をもたらしオキシトシンは「つながりによる幸福」をもたらします。
そして女性によって、どちらを多く求めるか？が変わってくるわけです。
●奥手女子が恋愛に求めるもの
恋愛依存症と呼ばれる女性がいます。彼女たちは恋愛から得られる「ドパミン」に依存してしまう事で、たくさんの男と短期間の付き合いを繰り返してしまうのです。
つまり、オキシトシンによる安心感が得られにくいので付き合うとすぐに消えてしまうドパミンを求め違う男と関係を結ぶようになるのです。
恋愛にはどちらのホルモンも必要ですが人によって、必要とするバランスが違うという事です。
奥手女子は、どちらかと言えば「オキシトシン」を求める傾向にあります。
つまり恋愛に求めるドキドキ（刺激、ドパミン）よりも一緒に居ることでの安心感（需要感、オキシトシン）を得たいと思うタイプなのです。
●奥手女子を落とすために必要な事
奥手女子はドパミンによる刺激よりもオキシトシンから得られる安心感を求める傾向にあると、説明しました。
一般的に、女性を口説くときには恋愛話をしたりして、ドキドキさせることが大事です。
でも奥手女子には、あまり有効ではないです。彼女はドパミンよりもオキシトシンを恋愛には求めているからなのです。
オキシトシンは、信頼関係を結んだ人と一緒に居るときに分泌されるホルモンです。
ですので、以下の2つが絶対に必要になるのです。
②彼女に自信を与える事
奥手女子は根源的に「自分には価値がない」「自分と話しても楽しくない」と考えています。
でもそんなことないですよね？だからリラックスした状態を作ることで彼女の素を出させて、その姿を認めてあげるというのが基本的な戦略になります。
詳しい方法は後程書きますが、「①リラックスさせること」については、
- 信頼関係の構築に時間をかける
- 落ち着いたトーンで話す
- ガツガツしない
事によって実現出来ます。
「②彼女に自信を与える事」については
- ホメる
- 弱みを見せる
事によって実現出来ます。詳しいアプローチのポイントについて説明します。
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